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2017.08.28 Monday

背付きスツール

新作の背付きスツール。

まずは見てください!

 

 

 

数年も前からずっと背付きのスツール作らないとなーと思いつつもなかなかピンとこなかった。

とりあえず作ればいいか、、であればすぐに作れたし、それで仮に作ったら作った達成感できっとそこそこ満足しちゃう自分も知ってるからこそなかなか作れなかった。

 

少しずつだけど、独学の木工のできることが増えて来て、なんだろう、一般的に綺麗な仕事も少しは様になるようになって、プランを考える時に影響を与えてくるんだけど、そこに影響されてる自分が嫌になりながらも影響されてしまっていた。

 

出来ないことを否定するのはカッコ悪いのに、できるようになるとそれに頼る僕はもっとカッコ悪いなーとその間で、もがいていたんです。

 

お盆に知人夫婦のお店にお邪魔させてもらった。

それも数年ぶりに。

好きなものがブレない二人は相変わらずブレずに自分たちのスタンスを淡々と歩んでるように見えた。

きっと本人たちからすると右へ左へとブレながらも一生懸命やってるんだと思うけど、本当にブレずに淡々とやっているように見えた。

 

その日から、僕の「好き」はなんだろうか、とボーとする時間が増えた。

 

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少し話は変わるけど、材木を買う時に丸太をスライスした状態のものを買っている。

人によっては節や割れを避けて作られた板の状態まで製材されたものを購入されたりもするんだけど、スライスした状態のものの方が僕が購入する場所ではお得だし、端材は薪にできるし、思いかけず面白い木材に出合うこともあって、木材という製品ではなく「木」と向き合ってる気持ちがするのも好きなんだと思う。

 

そんな木の中には割れや大きな節があってどうしても使えないようなものがでてきてしまう。

本来、木には割れや節はあって当然のもので、僕らが傷ついたり悲しんだり喜んだ時間のようなものに思えるんだけど、なんとか活かせないかな?と眺めていたりした。

 

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アイデアはいつも唐突にやってくる。

このプランもどんなタイミング思いついたかなんて全く覚えてない。

気がついたら細部以外のイメージが湧き上がって来た。

あとは図面も描かずに制作しながら微調整。そこは彫刻家気分。

 

座面には大きな節と割れがあり、あまりにも大きすぎて座ると服に引っかかってしまうから、別の木で蓋をした。

できる限り大らかで大胆に、それでいて合理的で有機的なスツールになった。(僕は心の中ではキリンスツールと呼んでいる)

 

久しぶりに会心の出来で一人でニヤニヤしている。

この背付きスツールが好きなんだなーて

 

背付きスツール

栗(座面一部くるみ)

オイル仕上げ

 

 

 

2017.10.28 Saturday

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